伊豆大島の知的障害支援施設「第2大島恵の園」｜社会福祉法人武蔵野会

楽しい雰囲気に心がけ、利用者のペースでゆっくりとお食事が出来るよう支援しています。榮養のバランス、個人別の必要なエネルギー供給量の設定、咀嚼の方法や嚥下の機能等に気を配ることは無論のこと、必要に応じて食形態の工夫を行っています。利用者を交えた献立ミーティングや、嗜好・残滓調査の結果等から当園と委託業者両管理栄養士が相談しながら献立を作成し、施設内で委託業者が調理を行っています。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま提供できるよう、工夫しています。選択食や行事食も適宜実施し、利用者皆さんにとって楽しみな時間となっています。

循環型浴槽により、24時間の入浴が可能です。ご希望に応じて、日中に入る方、夜間に入る方がいらっしゃいます。身体機能や高齢化に応じて、可動式リフトをお使いいただいていますが、機械浴槽は現在新規導入を検討中です。

障害の重度化や高齢化に伴う医療的ケアの必要性が非常に高まっています。当園では、2名の看護師が日常の利用者健康管理に携わり、職員や嘱託医師とも連携し、疾病の早期発見と早期治療に気を配っています。緊急を要する治療は、随時大島医療センターの協力を仰いでいますが、高度救急救命医療が必要な場合は、都内病院へのヘリコプター搬送を行っています。各種健康診断による健康チェックのほか、町が実施するがん検診も積極的に受診し、その結果はご家族にもお伝えしています。